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2015年7月15日 (水)

地元維新が伝説を獲得した記念日

2015年7月12日、山口市の維新百年記念公園。ここの陸上競技場が伝説を獲得した記念日。

2年前は単なる田舎のスポーツ公園。国体が開催されたおかげで洒落た陸上競技場が目を惹く存在であったが、冬のハーフマラソンが一番の華である位の、国体以降はそこそこ、であった。

昨年、レノファ山口FCがJFLに昇格してここを通常の本拠地にすることができるようになった。

その頃からレノファは華麗なパス回しによる攻撃サッカーを展開させて戦うスタイルを一貫させながらチームとして成長して行った。そして、維新に集まるファンが定着してきて「敗けない」独特の雰囲気を醸成させ始めた。言うなれば、それは逞しいトラクター。都会的な洗練さとは無縁かもしれないが、素晴らしいエンジンを持っている、粘り強いエンジンを持ったオレンジのトラクター。

さしずめ、ゴール裏サポーターのコールリーダーが点火プラグ。ここからチャントに点火、コールとリズムが繰り出される。そして、それにスタジアムのメイン、バックが呼応、手拍子で拡散して行く。この維新トラクターエンジンはJFLでは未だ慣らし運転の段階だった。スロースタートで徐々に暖めていく感じでの慣らし運転。後半に向けてヒートアップするようにプログラムされ、そこから産み出されるパワーを受けて駆動を続けるレノファオレンジ選手達の終わりなきパスワークが冴える。特に維新エンジンのフルパワーに包まれる後半はその威力を強力に発揮する。サポーターのチャント、スタンドの拍手、これに応えて走り回る選手達。これを維新パワーシステムとしよう。





この維新パワーシステムの元に限ればJFLで1敗しかしなかったおかげで年間4位、平均観客数2000人の条件を突破し晴れてJ3参入となった。私は維新のホームゲームでメインに落ち着くようになり、行ける試合は全て観戦、8戦の内7勝1分。と言う上々の結果であった。

そして、J3。維新では10戦10勝。先制して8勝。そして、苦戦だったのが、まず、琉球戦。終盤にうっちゃって勝った。この時も相当に興奮した。

が、今回のは更に強烈だった。前半はスコアレス。フィジカルで上回る長野に善戦、と言う感じ。しかし、後半の早い時間にポンポン、と2点入れられてしまう。ちょっとため息。でも、維新パワーシステムは挫けない。オレンジトラクターのエンジンは粘り強くフルパワーを吐出し続ける。どうやら慣らし運転の段階は既に終えることが出来たようで、今日はコールリーダーの点火からチャント、拍手の渦の立ちあがりが速くてゲーム開始前からフルパワーに達するようになり、その勢いは凄みを増して来ている。アウェイチームにとって自陣を包み込む歌と叫びと拍手の渦に閉じ込められた後半は脅威を感じていたに違いない。



パスワークに弾みのついたレノファはゴール前に切れ込んだ福満選手がPKを獲得。自ら蹴り込んで追撃開始。そして、怒涛の攻めを見せるもシュートが決まらぬまま、アディショナルタイム4分の表示。時間が無い。でも、ゴール裏で歌い叫ぶのが楽しくてしょうがない。ひたすら選手達を呼び込む。長野はコーナー際でキープして時間を使おうとするが、上手くコーナーキックを獲得。

行けるのかも。「レノファゲットゴール、 レノファゲットゴール、ラーラーラーラーラーラララララッラー、」と、レノファゲットゴールが始まり、ゴール裏は勿論、メイン、バックもタオルマフラーを振り回す!行け行け行け!

コーナーキックが蹴り出され、頭で合わせた宮城選手から、ボールは相手に跳ね返りながらゴールへ吸い込まれて行った。
ウオオオ!追いついたあ!周りの人とハイタッチを繰り返す。いやあ堪らん!まだ時間はある。でも、時間の限り攻め手を緩めないレノファ戦士のことをよく知っている維新システムのエンジンは更に駆動力を増してこれを受けたレノファパスワークシステムもフル稼働、ゴール前に迫り続ける。右からペナルティエリアに切り込んで行った小池選手からのクロスを防ごうと必死で対応しようとした相手選手は堪らずハンド。

うわっ、PKじゃ。P!K!

岸田選手がとても落ちついてゴール前へ向かう。これは絶対決めるなあ。自信に溢れている姿が頼もしい。行け!
連続ゴール記録!

あっさりとゴーーーーーール‼ うわわわわわあ、信じられん。勝ったあ。

ゴール裏は大騒ぎ。ハイタッチする、抱き合う、握手する。「もう、わけわからん。言葉にならん」レノファの君たち、最高!
こうして維新が伝説を獲得した。帰りはキラキラと照明に輝く維新スタジアムを振り返り、振り返り、余韻に浸りながらゆっくりと歩いて帰った。着ているユニフォームが誇らしい。帰宅しても当分、脱ぐ気になれない。濃淡オレンジ格子の美しいユニフォーム。









この日の前日はナイター陸上があったらしく、会場設営が当日朝となったことをレノファサポーター「ヤマグチスタ」からのtweetで知り、これまで自分を救ってくれた維新パワーシステムとレノファに恩返しする気で朝8時から参加。看板設置から競技場周辺設置までを一通り学んだ。田舎のJチームをこうやって支えて行く力になれる。雨風がひどくて少し苦労はしたけれど、本日の幸福感を増幅させてくれることになった。長かったけれど、とても幸福感に浸れた日曜日であった。



ありがとう、レノファ、ありがとう維新百年記念公園陸上競技場。

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